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Salesforce Experience Cloudの開発プロセス

現代のビジネス界では、顧客、パートナー、従業員との緊密なコネクションを保つことが成功の鍵となります。Salesforce Experience Cloud(以前はCommunity Cloudとして知られていました)は、さまざまなユーザーグループのニーズに対応するためのカスタマイズ可能な外部ポータルやコミュニティを作成するためのパワフルなツールです。この記事では、ゼロから始めてパーソナライズされたExperience Cloudを構築する際に取るべきステップを詳しく紹介していきます。

1. Experience Cloudの作成
Salesforceにアクセスし、”設定”に移動し、”デジタルエクスペリエンス“を検索します。
設定の中で、[(デジタルエクスペリエンスを有効化)] を選択します。

続けて、”サイト“を検索します。すべてのサイトの中で、[新規] ボタンを押します。すると、新しいExperience Cloudを作成し、コミュニティに適切な名前を付け、適切なテンプレートを選択します。これがコミュニティを構築する出発点です 。



2. ユーザーエクスペリエンスとレイアウトの計画
ユーザーがコミュニティで最良のエクスペリエンスを得るために、ユーザーインターフェースとレイアウトを慎重に計画する必要があります。テーマ、色彩、配置を確定して、コミュニティをブランドに合わせることを考えてください。同時に、ユーザーナビゲーションの簡便さと、情報が異なるデバイス上で適切に表示されることを考慮してください。


3. コミュニティの目的と対象者を明確にする
開発の詳細に入る前に、まずコミュニティの目的と対象者を明確にすることが重要です。どのユーザーに対してコミュニティを提供したいか、それらのユーザーがコミュニティ内でどのような操作を行う必要があるかを確認しましょう。これによって、開発プロセスを導く手助けとなります。
異なるユーザーの役割に基づいて、アクセス権限とセキュリティ設定を構成します。招待リンク、自己登録、シングルサインオン(SSO)を使用して、外部ユーザーのアクセスを管理します。同時に、機密情報が適切に保護されることを確認してください。


 

4. ページとコンテンツのデザイン
Experience Builderを使用して、コミュニティのコンテンツと機能を表示するためのページとレイアウトを作成します。異なる対象者のニーズに合わせて、異なるページをカスタマイズし、記事、投稿、Q&A、ナレッジベースなどを追加して、ユーザーの多様な要望に応えます。


5. ナレッジの使用
ワークスペースで、コンテンツ管理を設定します。異なる記事に対して新しいトピックを作成します。


6. カスタム開発
必要に応じて、カスタム開発を行うことがあります。Auraコンポーネント、LWC(Lightning Web Components)、VisualforceページなどのSalesforce開発ツールを使用して、カスタムの機能や体験を作成します。
これらのステップに従って進めることで、ゼロから魅力的なSalesforce Experience Cloudを構築することができます。顧客へのサポート、パートナーとの協力促進、内部従業員へのトレーニング提供など、Experience Cloudはこれらの目標を達成するための強力なツールです。今すぐ個性的なコミュニティの構築に着手し、デジタル時代の成功を掴みましょう!